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社員リレーコラム

α世代の教育現場にAI到来

2025年4月2日 社員リレーコラム №474



 私は小学校1年生と4年生の子供を育てながら日々奮闘している2児の母です。

私の住んでいる地域では月に1回小学校の授業公開があり、子供の学習の様子を見学しています。コロナ渦を経験したデジタルネイティブと言われるα世代の子供たちの教育風景は私が子供のころとは全く違っていました。



 ある日の授業公開日でクラス発表の授業がありました。

子供たちが学校から貸出されているクロムブックで写真やイラストを添付して資料を事前に作成し、アニメーションを付けて分かりやすいように工夫して発表していました。発表が終わると生徒はクロムブックに発表を聞いた感想を入力し、その場で先生へ送信し、次の発表に移ります。大人顔負けの資料のクオリティや短い時間にローマ字入力で感想を打ち込んで送信している子供たちの姿に感心しました。


 そして先日小学校の保護者会に出席し、衝撃を受けました。

来年度より貸出されているクロムブックのドリルをリニューアルしますというご報告がありました。リニューアル内容はドリルにAIが搭載されるというものでした。ドリルを解き、間違えた問題があるとAIが解析し、その子の弱点を見つけ弱点に合った問題がその後出題されていくというものだそうです。ついに宿題は全員が同じ問題をやる時代ではなくなっていくようです。先生の負担を減らしながら子供一人一人に寄り添った教育になっていくのだろうと今後の子供たちの教育環境が楽しみになりました。


 生成AI元年と言われた2023年から2年経たずして教育現場にはAIが到来しました。小学校のうちからデジタルツールを使い、AIに触れて教育されている子供たちも10年もすれば社会に出てきます。

 

 α世代の子供たちが社会に出た時に落胆されないよう、デジタル社会を生き抜くスキルを私自身が身につけていかなければならないと強く感じました。子供たちが学校で学んでいる間に、大人たちは自ら学び自己研鑽しなければ生き残れない世の中になっていくのかもしれないと子供の教育現場のAI活用を見て思いました。

避難所設置訓練に参加して

2025年3月19日 社員リレーコラム №473



私が所属している町会は区主催の防災訓練はもちろんのこと町会独自の自主防災訓練も毎年行っています。小さな町会ですが会員同士の連携も強く防犯、防災意識も高い地域です。

 今回、区の防災スタッフの指導を受けながらの「避難所設置訓練」に参加しました。



 近くにある小中一貫校が地震災害時の避難場所です。

 区の防災担当者の説明は具体的でとてもわかりやすく、すぐ話に引き込まれました。

 暗唱番号によるキーボックスを開けて体育館を開錠するところから始まります。敷材倉庫から避難時ボックスを運び出します。このボックスにはラミネート加工された各種掲示カード~避難者受付・禁煙・避難カード記入場所 等~ 筆記用具、体温計などがセットされていました。

 また、必要な物品は係ごとに封筒にセットされていて、すぐに使用できる状態になっていました。暫定的に統括リーダーを選出してその人が各係のリーダーを指名します。それからはそれぞれの係が行う行動を参加者全員で順番に体験しました。

 一人分のスペースとされたマットを実際に体育館に敷き詰めたり、毛布も配って実際に横になってみたり、簡易ベッドの設置、ガスボンベ式の発電機を起動させ投光器の設置も行いました。

 避難者受付係体験では避難者役の人に具体的な設定がされていました。① 〇歳 こども2人と避難、体調問題なし ②△歳 独身 愛犬と一緒に避難 ③ □歳 配偶者は車椅子、自身は昨日コロナ陽性と診断 などです。

 それぞれの受付手順と避難先の指示をだすところ(教室、体育館のどこ等)まで実際に行いました。

 また、新聞紙を折って作るスリッパやレジ袋で作るアームホルダー(腕を負傷した時に首から吊るもの)の作成も体験しました。

 実際にさまざまな道具を出したり使ったりしておく経験は大切だと思いました。また、今回の避難先の学校は昨年開校した新しい建物ですが、設計の段階から避難先としての役割を考慮した造りになっていることに気づきました。

 この経験が役に立つような災害が発生しないことが望ましいですが、行政と住民が連携しあえるまちづくりに参加していこうと思います。

娘の推しの「少年忍者」

2025年3月5日 社員リレーコラム №472



「少年忍者」といえば、その名の通り、若き忍者たちの冒険や成長を描いたストーリーを想像されるかもしれません。スタートエンターテイメントに所属するアイドルグループ「少年忍者」についてご紹介します。

少年忍者は、ジュニアのメンバー21名から成るアイドルグループで、これからデビューを目指して活動を続けています。スタートエンターテイメント最大のグループで21名での全員でのデビューが果たされれば快挙です。娘のライブDVDを見ていると彼らのパフォーマンスはアクロバットや演技も取り入れられており、21名だからこそ出来るダイナミックで大規模なパフォーマンスは見ていて感動すら覚えます

 

彼らは定期的に舞台公演やコンサートに出演し、時にはテレビ番組「カクエキ」やドラマにも登場します。

昨年20245月には単独の横浜アリーナ公演を成功させ、8月に行われたTDCホールでのコンサートと大きな飛躍を遂げ活躍の場を広げました。グループにとってもる忘れられない1年となったのでないでしょうか。

 

また、彼らはファンとの交流を大切にしており、有料ブログの「忍ばない少年たちの交換日記」を通じて日常の様子や活動情報を発信しています。娘は毎日の更新を今か、今かと心待ちにしています。推しのブログ担当の時には小躍りしながら一喜一憂しながら読んでいます。

 

ちなみに娘の推しは深田竜生君と黒田光輝君です。2人とも正統派のイケメンです。深田君はつい先日まで、日本テレビ系のドラマ若草物語に確かな容姿と演技力で沼男役を好演し娘がますます沼にはまっていきました。

私の推しは瀧陽次朗君です。アイドルでは珍しいメガネが似合うイケメン男子です

 

こうした若きアイドルたちのストーリーは、私たちに希望と夢を与えてくれるものです。忍者のように、彼らも目標に向かって果敢に挑戦し続ける姿を見せてくれることでしょう。

リ・スキリング

2025年2月19日 社員リレーコラム №471


雇⽤保険法等の⼀部を改正する法律が令和6年5⽉10⽇に可決した。

法改正の趣旨を読むと、どの様なことに国は困っているのか?⼒を⼊れようとしているの

か?がわかる。

改正の趣旨は以下の通りだ。

多様な働き⽅を効果的に⽀える雇⽤のセーフティネットの構築、「⼈への投資」の強化等

のため、雇⽤保険の対象の拡⼤、教育訓練やリ・スキリング⽀援の充実、育児休業給付に係る安定的な財政運営の確保等の措置を講ずる。



この⽂章から読み取れることは、働き⽅の変化が起きている。「⼈」という財産への投資を強化するとともに育児休業給付の安定財源を確保するために雇⽤保険の対象者を増やします。ということになるのであろうか?

」という財産は、然に増加するものではない社会。「保険」という枠組みを使って、現役世代の学びを深め、それぞれのに合った職(教育)の専化を推し進め、職を維持しつつ供を産み育てる環境の整備を進めたい。という国の意思ではないのだろうか?その為には、雇保険の対象者を増やして、この制度を利できるを増やす

柱となっているのは、教育訓練給付(学び直し)ではないだろうか?改正の内容を確認してみると、教育訓練給付の給付率の拡⼤(専⾨実践や特定⼀般)より⾼度な職業スキル・専⾨スキルを⾝につけて資格を取得し、または、賃⾦が増加するなどより実務的な要素が盛り込まれており、再就職においては、失業給付の給付制限期間の解除(⼀定の要件あり・令和7年4⽉1⽇施⾏)があり、学び直しがしやすい環境を整えている。


令和10年10⽉には雇⽤保険の被保険者の要件を所定労働時間が週20時間以上から週10時間以上に変更してその対象者を拡⼤する。つまり、令和10年10⽉からは、ほとんどの⼈(学⽣を除く)が雇⽤保険の対象となり⾃分のスキルを容易に向上させられることが⾒込まれる。そして、そのスキルを⾝につけた⼈材は、より多くの給料を稼げる環境へと転職していく事が考えられる。

単純な事務作業や、反復的な作業は、AIやロボットに置き換わり、⼈はより⾼度な専⾨スキルを⾝につけて⼈でしかなしえない仕事を効率的に⾏なって、家庭や⾃分の時間を⼤切にワークライフバランスを保った働き⽅に変わるのではないだろうか?

 

学ぶことに年齢は関係ない。学ばずに過去の栄光に囚われて学びをやめた⼈から脱落する社会がそこにきている。その時に備えて、⾃分⾃⾝もスキルを⾝につけなければならないと感じる改正の趣旨であると思う。


あくまでも、ここで述べたことは、私の私⾒ではありますが、改正の趣旨を読んで皆さんはどう思ったでしょうか?興味をお持ちいただいた方は、以下の厚⽣労働省の発表資料にアクセスをしていただき監査担当者と会話をしていただけたら幸いです。

https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001255172.pdf

AI時代とベーシックインカム

2025年2月5日 社員リレーコラム №470



最近、ベーシックインカム(基本所得)が大きな注目を集めています。これは、すべての市民に対して無条件で一定の金額が支給される制度で、貧困の解消や社会の安定化を目指しています。では、なぜ今この制度が注目されているのでしょうか?



まず背景として挙げられるのは、急速なテクノロジーの進化と自動化の進展です。AIやロボット技術の発展により、多くの伝統的な職業が消失する懸念が高まっています。これに伴い、失業や不安定な雇用状況が増加し、社会全体の経済的な不安定さが増しています。ベーシックインカムは、こうした状況に対する一つの解決策として考えられています。

 

次に、少子高齢化も重要な要素です。日本をはじめとする多くの国では、高齢者の割合が増加し、現役世代が減少しています。このことは、年金制度や社会保障制度に大きな負担をかけています。ベーシックインカムを導入することで、これらの制度の補完として機能し、より安定した生活基盤を提供することができると期待されています。

 

具体的な金額については国や地域によって異なりますが、例えば、フィンランドでの実験では、月額560ユーロ(約7万円)が支給されました。また、カナダのオンタリオ州では、月額1,400カナダドル(約11万円)が提案されました。日本では、月額7万円程度のベーシックインカムが議論されていることもあります。この金額は、生活費をカバーするために十分かどうかという重要なポイントです。

 

しかし、ベーシックインカムの実施には課題もあります。財源の確保や、労働意欲の低下に対する懸念などがあり、実現には慎重な議論が必要です。例えば、税金の引き上げや、他の社会保障制度の見直しが必要となるでしょう。

 

ベーシックインカムは、未来の社会における新しい可能性を示唆しています。今後の社会保障制度のあり方を考える上で、私たち一人ひとりがこのテーマに関心を持ち、議論に参加することが重要でしょう。

60代が節目となる

2025年1月15日 社員リレーコラム №469


「招き猫」ってそもそも何?


福を招く日本独自の縁起物。挙げている手が右手ならお金を、左手なら客を招く。手の高さや色によってもいろんな説がある。

 

新年早々そんなことを調べていました。それは、私の推しのバンドが、ライブ時にその地方の招き猫を持った写真をアップしていたからです。




60歳を過ぎてきて、いろいろなものの範囲が狭くなってくるのではないかという懸念を漠然と抱いています。少し出かけるのが億劫になって行動範囲が狭くなったり、興味を持つことが薄れて興味の範囲が狭くなったり、と。

  でも、推し活のおかげで、推しがしていることは全部興味の対象です。ライブに参戦することで旅行にも行きます。その土地の美味しいものや名産品、歴史にも興味がわきます。仕事関係ではない友人もできました。

 また、甥や姪の話にもよく乗っかります。甥や姪は私の興味の窓口です。私の知らない世界を知ることができます。

 行動するには体が要となります。機械と同じです。長く使うには、日頃のメンテナンスが重要。運動習慣や整体などを取り入れています。

 また、口から入るもので体はできています。バランスを考えながらも、あれはダメこれはダメではなく我慢はほどほどに、楽しみながら食事をしたいと思います。

 人生100年時代になり、60代は80代以降をどう過ごせるのか大事な節目になりました。社会と関わりながら楽しく生きていけるように今を過ごしたいと思います。